この記事は
の7日目の記事です。書いてるのは22日です。おかしいですね。
StartupWeekendを知ってますか?今年の9月にStartupWeekendに初参加するまで、存在くらいしか知らず、特に興味もなかったんですが、縁あって参加することになりました。
簡単にいうと3日間で起業を考えるハッカソンのようなものですが、ハッカソンがエンジニアを中心とした集まりであるのに対して、StartupWeekendは色んな人が集まります。その色んな人がチームになって3日間を考え抜いて起業アイデアを練り上げていくんですが、参加してみるとこれが面白い。
大まかな流れは
1日目
・金曜日夜に集合
・飲み食いしながら交流
・ウォーミングアップのブレストゲーム
・希望者による1分間の事業アイデア発表
・よいと思ったアイデアのチームに入ってチーム編成
・終了
2日目
・朝から会場に来て1日目に決めたアイデアを考える
・昼すぎにプロによるコーチングをうける
・考える
・夜に終了
3日目
・朝から会場に来て発表資料を作り始める
・夕方に完成したものを発表
・審査
・順位発表
・パーティ
といった感じです。へぇって感じですよね。わかります。
このイベントはそもそもアメリカのシアトル発祥とかで、その後、Googleがスポンサーしたりして、世界中の都市で行われるようになったようで、150カ国程度の国で毎週末にどこかの都市で複数開催されてます。そしてその中から実際の起業に至った例は2万件以上とのこと。それだけの起業を産み出す土壌がこのイベントにはあります。
起業をする際、最初にだいたいはアイデアが浮かび、それが成功するか考え、いけそうなら会社を作り…みたいな形ですすめていったりしますが、何度か起業した人ならともかく、はじめて起業する際はやはりいろいろ抜けがあるものです。顧客のことを考えてなかった、自分のことしか見えてなかった、市場が小さすぎた、競合の調査が抜けていた、いいメンバーに恵まれなかったなどなど、様々な失敗をします。失敗が次のステップにつながればいいですが、失敗することでそこで体力が尽きてしまうなんてことも多いでしょう。
そこで、それらの体験を先にやってしまえるのがこのイベントです。アイデアを考え、コーチというプロの第三者に評価し、突っ込まれ、ブラッシュアップされていきます。いろんな視点が抜けていることに気づき、徐々にアイデアが磨かれていくことに気付くでしょう。そして最後の審査・発表で、また評価され、時間が足りなかったり、市場調査がたりなかったりとまたそこで経験を積むことができます。
3日間考えたあと、そのアイデアを使って起業したり、仲間になった人と別のアイデアを考えるのもいいでしょう。とにかく内容の濃い3日間が過ごせます。3日目の夜は正直ヘロヘロで早くかえって寝たい気持ちにもなりますが…(^^;
そんなイベントが東京だとだいたい毎月、地方でもいろんな都市で定期的に開催されています。自分が起業アイデアをもったとき、それを評価してもらったり、仲間を探しに行ったりしてみるのもいいでしょう。また地方自治体によっては、その後の起業を支援することで、地方創生につなげるところもあるようです。イベント開催すること自体が、地方に埋もれている人材の発掘、コミュニティの形成にもつながるので、興味があれば是非問い合わせたり、実際に参加してみたりしてください。
…参加費が9800円と若干高く感じられるかもしれませんが金曜日夜から7食の食事、全てのドリンクなどが込みになってるので、利益はほとんどでてないぽいです。また学生には割引があります。
テーマは決まってないときもありますし、様々なテーマが定められているときがあるので興味があるときに是非参加してみてください。
明日は Katsutaka Akazawa さんです。(Aがすごく多い…)