ときさばです。 EngineMakerというシェアハウスと、ギークハウスというシェアハウスを運営してます。 ギークハウスはたくさんあるので、自分が管理してるところは複数軒ある(全盛期は10軒くらい)ので、他とちょっと区別するために「ときさば系」とか名乗ってます。今は、新宿、新宿2、四谷と、ホーチミン@ベトナムのギークハウスを少し手伝わせてもらってます。 EngineMakerはギークハウスより少しスタートアップに寄った人のためのシェアハウスで、30人弱のスタートアップとエンジニアが住んでいます。
これはブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス 」の第2日目の記事です。
対策について
私は複数件のシェアハウスをやってるのもあり、東京都心部の日本でも最も「密」なエリアでもあるので、コロナで
「大丈夫?」
とか、
「シェアハウスはやばいのでは?」
とかいろいろご心配を頂きましたが、今のところは幸いにもパンデミックすることもなく、むしろ例年よりインフルエンザなどに掛かる人もなく健康的な感じです。EngineMakerは平均年齢が30歳ちょうどくらいなので、罹患したとしても、自覚症状がなかったり、軽症で収まる可能性が高いっぽいのでそれもあるかもしれませんが、一応対策をしています。
うがい/手洗いの励行はもちろんですが、その他に、風邪っぽい症状が出た人は病院に行った後、隔離をお願いしています。幸いにも1名だけでしたが、風邪の症状がでたので病院に行った後、コロナではないという診断でしたがコロナ患者が出たときの良いテストケースになるということで、個室で自主隔離を続けてもらい、無事誰にも伝染ることなく回復しました。インフルエンザなどもそうですが、ある程度隔離することでシェアハウスでも被害は抑えられます。むしろ、隔離が困難な小さいお子さんがいる家庭のほうが難しいかもしれません。
病気対策は、上記のものくらいであとは平常通りでした。うちはドミトリー(3人部屋)もあるのですが、そちらで病気の人が出た場合は、ゲスト部屋に隔離するようにしてます。
仕事について
また、コロナで劇的に変わったのが仕事環境で、多くの会社がリモートワークを取り入れました。EngineMakerでも多くの住民が在宅勤務となり、作業用の部屋が5部屋ほどありますが、一時期はどこも稼働状況が高かったです。12名ほどがドミトリー住民で、作業部屋の机の数は10+リビングという形ですが、コロナ想定してない状態での部屋割だったので、ここまで使われるというのは想定してなかったのですが、なんとかなったようです。
ただ、電話やミーティングなど声を出すことが多い人が少し難民化してしまい、個室住民は自室でいいですが、ドミトリーだとリビングなどの開いてるところをうまく使ったりすることで回避していたようです。今後、コワーキングスペースなどでの作業が増えたとしても会話が多い仕事の方は難民化するか、コワーキングスペースなどで電話ブースのようなものを増やす対応が必要になるかもしれません。
自粛中のストレスについて
自粛が続く中、外に出られないことでストレスが高まるかと思いましたが、EngineMakerは3階建てだけど、0.5階ずつフロアが分かれていて、6フロア+屋上という構造で、家の中もそこそこ広く、また屋上でのんびりしたりすることもできたためか、そこまで窮屈感もなく過ごせたかなと言う印象です。近くに国立競技場、神宮外苑、新宿御苑などがあり、そこまで「密」でもないのでたまに外にでもあまりリスクがないというのもよかったのかも。
30人程度と大人数で住んでいるので世間ではZoom飲みとかが少し人気で、うちでも開催したりしてますが、基本的に家の中だけでも話す相手が多いというのもいい影響を与えているようです。
ということで、あくまで今までのところですが、パンデミックもしておらず、通勤がなくなることで帰って快適になっただけの生活になっている感じはします。このまま収束するか、コロナが残り続ける世界になるか、まだ予断を許さない状況ですが、交流しつつ助け合える集団生活はそんなに悪くはないのではないかなと思ってます。
明日は、高橋かずひろさんの番です。