tokisabaのブログ

エンジニア系シェアハウスEngineMakerの管理人ブログ

コワーキングスペースから始めるコミュニティづくり

この投稿は 

www.adventar.org

の14日目です。今日は12/23です。そんなこともある。


東京都内はコワーキングスペースが増えていて、会員であれば24時間利用可能なところが増えていっているようです。
一方地方はまだまだ少ないようです。インターネット利用は娯楽分野が多く、仕事に使われてない…ということでしょうか…。


コワーキングスペースというのは、作業をしたい人がやってきて作業をする場所ですが、カフェなどで作業するのと違う点として、「コミュニティ」であるということがあげられると思います。コミュニティというのは「」と定義されていますが、コミュニケーションする場所、交流する場所といえるでしょう。
コワーキングスペースがあるところでは交流が生まれ、無いところでは新しい交流は生まれにくいかもしれません。


昨今、「地方創生」などと言われていますが、地方創生は「特産品を増やしたり、仕事を増やしたりして、移住者を促進すること」とか思われてるように感じますが、私は「コミュニティの再構築作業」だと思っています。コミュニティの再構築とは、人間関係の再構築と言い換えてもいいでしょう。
人口が都市へ集約されていっていますが、その反面地方はどんどん人が減っていています。なぜでしょうか?いくつか要因はあるでしょうが

仕事がない
→ 人口が減る
→ 学校が減る
→ 高等教育機関がなくなる
→ 進学時に人口が減る
→ 都会に出た人はそこで仕事をみつけて戻ってこない
→ 過疎って人が集められない
→ 企業が減る
→ 振り出しに戻る

みたいな流れになってると思ってます。では何故人は戻ってこないのでしょうか?都会にしか仕事がないからでしょうか?一因としてはありますが、基本的には鮭と同じだと思ってます。地方の環境が悪いからです。環境が悪いと思ってるところに戻る人は基本的にはいません。

では何故地方は環境が悪いのでしょうか?何の環境が悪いのでしょうか?それがコミュニティ環境が悪いと考えています。人間関係が悪いのです。
田舎のほうが温かいとかいいますが、本当でしょうか?基本的には、田舎は閉鎖的で、味方になると温かいですが、そうでない人にとっては冷たいです。ただ、これは別に田舎に限ったことではなく、人類全般にいえることです。味方じゃない人に温かいのは宗教指導者になれる人くらいです。

 

 

ではどうやったら他者を味方と認識できるようになれるでしょうか?それがコミュニティへの参加です。ただし、田舎は人が少ないのでコミュニティの種類が少ないため、それに合わないと感じるとやはり都会へいってしまいます。都会は人口が多いので少数派と思われる趣味であってもコミュニティが成立しています。たとえば、「虫を食材として扱う」「同性愛者」のような田舎では知り合いにいるかどうかわからないような人たちでもコミュニティを作っています。

 

 

田舎では人口が少ないからコミュニティが作りづらいようになってます。インターネットが発達したとはいえそこはまだまだ足りていません。そこで役に立つのがコワーキングスペースです。コワーキングスペースは「作業」をしたい人が様々集まってきます。その中でコワーキングスペースのオーナーと運営方法次第ですが、基本的には交流を産むように活動しているところが多いかつ、コワーキングスペースにいくような人はそもそも交流を求めている人が多いので、新しいコミュニティが生まれやすい土壌があるといえます。また比較的変人に対する包容力も高めです。

もくもく会ハッカソン、飲み会、LT発表会などいろんなイベントをすることで、お互いを知り、仲間という意識が芽生えやすい環境ができやすいです。作るのは、場所とインターネット環境くらいがあればいいので。

 

明日は…まだ決まってないらしい。今日は23日です。今上天皇の誕生日ですね。