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tokisabaのブログ

ギークハウスを10軒くらい作ってる管理人のブログ

日本の地方をつなぐ巡回バスとギークハウス構想

ギークハウス

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最近、地方ギークハウスがかなり増えてる。

長くやってるところだと

ギークハウス新潟

以前あったところ
ギークハウス沖縄
ギークハウス京都

比較的最近できたところ
ギークハウス大阪池田
ギークハウス所沢
ギークハウスつくば
ギークハウス岡山
ギークハウス岩手三陸大船渡
ギークハウス信州王滝村
ギークハウス夕張(クラウドファンディング中
ギークハウス沖縄(Rebuild予定

 

こんな感じで、ここ1年でかなり増えてきてる。地方と言っても京都や大阪は都会だし、新潟や岡山も県庁所在地で結構都会だ。
一方、所沢、大船渡王滝村、夕張なんかは結構な田舎。過疎化が進行しているところもある。人が減るとみんな自信をなくすのか、自分が住んでる地域だったり、過疎ってる地域のことを表現するときにネガティブな表現が多い。取材をうけてもたいてい

「何故、”こんなところ”にギークハウスを作ろうと思ったのですか?」

とかいう言葉をよく聞く。自分にとっては

「過疎ってる=フロンティアに戻る」

という感じで、東京に比べて自由度が高くなるし、可能性がどんどん上がっている最中に見えてるので、「何故?」と聞かれても

「楽しいことができそうだから」

という答えになるのだが、地方をネガティブに捉えてる人から見ると意味が理解できないらしい。
日本はすごい国で、最近はかなりの田舎にいっても光ファイバーを始めとした高速インターネットが使える環境がある。昔から情報の格差がそのままビジネスの成否に繋がるのが普通だが、インターネットを使えば世界の最先端の情報に触れられるので、もっともネックだった情報格差を克服しつつある。

 

都会にいても引きこもって作業したりする人は多いし、サラリーマンも家畜以下の環境で輸送されて会社に運ばれ、日が暮れるまで作業して家に戻ったら寝るだけ。自分も新宿駅まで徒歩10分以内の距離に住んでるけど、買い物に行くわけでもなく、映画を見に行くわけでもなく、近くのコンビニにいくくらい。これらは別に東京じゃなくていいし、東京じゃないほうが環境がいい。

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東京の良い所は、他所から来た人が入りやすいのと、選択肢が多いところ。1000人に一人の趣味でも1万人ほどの同志がいるし、何かとマイノリティにとっては居心地がいい部分が多い。一方、人が集まりすぎているせいで、自由度が低い。自転車を止めておけば張り紙をされるし、ペットが死んでも埋める土は無いし、少しイレギュラーなことをするとすぐに通報されてしまう。たくさんの人が住んでるから当たり障りないところを目指してルールが整備されている。

 

以上のような理由で東京が一番いいわけでもないし、地方のデメリットは克服されつつあるし、イケダハヤトも高知に行っちゃってるし、気づく人はそろそろ田舎の可能性に気づきつつあるんじゃないか。

 

そんなわけで田舎のギークハウスを作ったりしているけど、もっともネックになるのが移動にかかる費用。1万円で台湾に行ける時代だが、日本の地方に行くには1万円で足りないことはよくある。LCCの普及で、北海道や沖縄なんて片道5000円程度でいけてしまうが、LCCが飛んでないところは片道1万円ではとても足りない。ここが地方が抱える深刻な問題。これをなんとかしないと安く移動できるところに人をとられてしまう。

 

f:id:tokisaba:20151204042946j:plain解決策としてはいくつかあるけど、理想を言えば
LCCの飛ぶ先が増える
ことなのだが、赤字路線で飛び続けるのは難しいし無駄遣いするなら他の案…ということで

・巡回バス

ができればいいなと思っている。今でも高速バスは走っているけど、これをできれば無料化したい車は高速道路さえ走らなければかなり安価で移動できるし、東京ー青森で700キロくらい。大型バスが1リットル3キロ位走るのでガソリン代が

700/3*130 = 30000円

くらい。乗員数が45名くらいなのでガソリン代だけなら一人600円。バスの運転手の年収が450万くらいなので1日2万くらい。700キロで二人運転手必要とすると+40000円なので一人あたり1500円くらい。人件費はあと何年か立てば自動運転になって必要無くなるはず…。

 

そしてバスの車両とかメンテナンス費用とかの一番大きいところは地方自治体に任せたい。だいたいの地方自治体は赤字でほとんど人が載ってないバスを自治体内で走らせているので、それをもう少し有効活用することで行けないだろうか。青森までざっと数えても30程度の自治体を横断するのでそれらで分担すればたいした費用ではないし、毎日でなくても、日本中を巡回するバスが何本かあれば、それが来るタイミングで東京にいったり地方に戻ったりできる。地方にはギークハウスがあれば、泊まることができるから、東京で疲れてしまった人はしばらく滞在すればいいし、インターネットがあればある程度の仕事もできる。効率が悪くなるという人もいるけど、効率が悪くなるということは疲れも減るし、ストレスも減るので療養と考えれば悪いことでもない。

ネット経由での仕事に慣れればむしろ集中しやすい分、地方にいたほうが効率はあがる。自分も毎年春になると花粉疎開にでかけるがネットが快適に使えるところだと仕事ができてしまうので全然暇にならない…。

 

最初からバスじゃなくてもワゴンとか、うちで使ってるシエンタ(7人乗り)とかでもいいかなと思ってる。とか思ってたら、最近知り合った人が面白いことしようとしてるので紹介しとく。

House Caravan 出発前夜祭!!!!!!!!!!!!!!! | Facebook

まさに全国行脚するらしい。こういう人が増えると楽しいし、水戸黄門とか八十八ヶ所巡礼、徒然草の坊さんみたいに日々旅を住処とする人が増えて、都市と田舎を繋いでくれると日本はよくなりそう。

もう一つ、こんな集団もいるらしい。こういうのもいいね。

ow.ly

 

そんなわけで、最近地方にいくと、空き家探しばかりしてたけど、役所を回ってこういう話にのってくれるところを地道に探してみようと少し考えてる。

 

追記:全部が東京発じゃなくても地方都市を結んでいくだけでいいと思ってる。そのためにも最低限でも全ての政令指定都市ギークハウスが欲しい…。