プログラム初心者向け:教えて君にならないために
ギークハウスでプログラム勉強中の人が学校に行く事例がしばしばある。
学校の講師よりはるかに優秀なエンジニアがその辺に転がってるのにわざわざ課金して学校にいくのを不思議に思っていたが、理由は
「遠慮なく聞けるから」
というのが大きいぽい。プログラマはわりと教えるのが好きな人が多いので聞かれること自体をうざいと思うのはデスマで自分が死にかけてる時以外はあまりないんだけど、「教えて君」というなんでもかんでも聞いてくる人にあたると答えるのがだるくなる。
「聞いても良い」
「教えて君は駄目」
で、矛盾してるように見えるけど、2つは全然矛盾してなくて、違いは自分で調べられるところを調べたかどうかだけ。
プログラマとして成長した人にとっては質問者の質問内容が
「ググってもわかりづらい」 → 教える
「ググればすぐわかる」→ ググレカス!
のどちらか自分の経験でわかるので、質問内容で質問者がちゃんと自分で調べたかどうかがすぐわかり、後者の場合が続くと介護をやってる気分になり、介護が必要なレベルじゃないやつがそれをやってくると教えなくなっていくだけのこと。
・そもそも何を調べていいかわからない
→ 一冊くらいは本を一通り読んで見る
→ 経験者に何から勉強すればいいか聞く
・調べたけどわからない
→ 30分-60分程度調べてわからなければ一度聞いてみたほうがいい
・最初から聞きたい
→ 自分で調べられないやつはエンジニアになれない&なっても自分で問題解決出来ないのでツライだけ
結局、自己解決できる能力をもってるのがエンジニアなので、その一番大事な訓練をサボってるので、何のために勉強しているのかこちらからしたら意味不明。
…ということを意識して、調べたり聞いたりしたら、聞かれる方も不愉快にならないので、聞いてもらっていい。
…初級レベルをすぎると聞かれる方も専門じゃなければ全然わからないことは多いので、自分で海外サイトとかあさったりして調べられないと結局詰む。
基本的にはネット時代はほとんどのことは調べられるので、Google先生という最高の先生を使わずに近くの人に聞くのはあまりいい方法とはいえない。
プログラム学校にいくのは、写経の練習しにいくようなものなので、特に意味はない。
…と思ってるし、できるエンジニアの人はだいたい同じ感想なので、自己解決できる能力を身に着けていきましょう。
シリコンバレー式の例のバターを最安価格で手に入れるには…
シリコンバレー式で有名になったグラスフェッド(牧草だけで育てた牛)のミルクから作った無塩バター。
日本で買うとめっちゃ高い。1つ2,000円くらい。
Amazon.co.jp: グランフェルマージュ バイオ・グラスフェッドバター 無塩 250g
Amazonで買うと1個あたりが
・1個2,000円くらい
・2個1,400円くらい
・3個1,200円くらい
・6個1,100円くらい
と悩ましい値段の下がり方をしている。欲しい知り合いがいればまとめ買いして分配がよさそう。
銀座の松屋だと1個2,700円くらいだそう。
コーヒー1杯で13-20グラムが適量らしいのでバター1個が250gなので、だいたい12-20回分くらい。カフェで飲むことを考えればそんなに高くはないんだけど、もっと安く手に入れたい。
そもそも原価はいくらなんだと…
販売サイトをみるとフランス直送を謳ってるところが幾つかみつかるので、フランス語が分かる人はフランスから直送する手数料的なビジネスをやってるぽい。それが上記の6個とかのまとめ買いで安くなってるところで、1個1000円を代行しても利益がでるということはもっと安いはず…ということで、いろいろ調べてみるとフランスの販売サイトが見つかった。その価格は1個あたり…
£ 3.50 x 136 = 476円(2016年7月現在)
イギリスのサイト:frenchclick
1.7ユーロ x114 = 193円 (2016年7月現在)ただし125g なので400円くらい。
ということで400-500円くらい。これをどうにかして日本までうまく運べれば…
シリコンバレー式の概要を知りたければ以下のサイトがわりとまとまってる
「子ども」というプロジェクトが始まる前に知っておかなければならないこと
※内容は個人的なことも含みますが、だいたいは一般論です。うちの嫁がどうとかいう話ではありません。IT業界あるあるネタ的に書いてるのであまり真に受けて怒らないでください。参考までに書くとうちの嫁はもともとプログラマなので論理的な話は強いはずだが、妊娠を機にまったく通じなくなった。
先日、ギークオフィス恵比寿のイベントで男女の脳の違いについてのイベントがあり、非常に参考になったのでそれを踏まえてこれからプロジェクトを始めようとする人たちに共有しておく。
まず結論を最初に書いておくと…
妻:SIer
夫:下請け
子:プロジェクト
の関係になる。まわりの子持ちに何人か確認したが、ほぼ例外なくこのパターンになっていた。この時点で背中に冷や汗が流れる人もいるだろうと思う。SIerから仕事をうけてプロジェクトをやると、どうなるかわかるな?(偏見に満ちてます)
このプロジェクトの傾向と対策を以下に述べていく。SIerと良好な関係を気づきながらプロジェクトをこなせる人は、それを嫁に適用すればほぼいいはずだ。
しかし残念ながらSIerからの仕事をうけて良好に終わった例をあまり聞かない。その多くはデスマーチになりがちだ。原因は明らかで、仕様書を書かない、仕様変更が多い、タスク管理できない、仕様が固まってないのでそもそも目標とするべきゴールがわからない。
心当たりがあるはずだ。それと同じなのが子供を産んだ後の嫁だといえばどれだけ絶望的な話かわかるだろう。
NHKスペシャルで今年に入ってから産後クライシスという、子供を産んだあとに豹変する女性についての特集が二度ほど放映された。子供を産んだ母親はホルモンの影響により母熊と化す。近寄るものは基本的に敵だ。通常ならそんな状態の母熊に近寄るのは自殺行為だと言えるが、夫婦という契約に縛られた下請けは逃げることができない。
女性は基本的に「気付けよ」思考なので、下請けが当然プロジェクトについて心得てるし、勝手に動いてくれて当たり前だと思ってる。最悪の禁句が
「どうしたらいい?」
で、下請けとしてプロジェクトを請けておきながらこのセリフを吐くと、こいつはダメだと思われるだけで何一つ進展しない。同じ進展しないなら
「気付けなくてごめん」
というのがいい。SIerとしては責任の所在を明らかにしたいので、とりあえず状況は何も変わらないが下請けが謝るとホッとするらしい。ただ、ほっとするけど、プロジェクトが遅れた分については、下請けがあくまで責任もって挽回しろよと思ってるだけで、デスマーチであることは何もかわりない。あくまで完璧に納品して「普通」なのが下請けの辛いところ。
それでは下請けとしてはどうすればいいか。いくつかの選択肢はある。
1.契約を結ぶ前に相手を見極める
プロジェクトをちゃんと一緒にできる相手かを見極める。仕様書はちゃんと書いてくれるか、仕様変更時は相談してくれるか、タスク管理はまかせられるのか。これは例えではない。ちゃんとそのようにやってくれる相手でないと、基本的にプロジェクトがスタートしたあとのコミュニケーション方法はなくなると思っていい。それができなければ「気付けよ」と思われるだけである。
2.プロジェクトが始まる前に相手のレベルを上げる
運悪く、プロジェクト管理ができない相手と契約を結んでしまった場合、プロジェクトがスタートする前に相手のレベルをあげておく必要がある。プロジェクトがはじまるまでは相手も余裕があるので、この期間に相手のレベルをあげられるよう日常的にタスク管理を徹底しよう。また「気付け」ではなくちゃんとミーティング、仕様書などを用いて意思を伝えてくれるようにしなければならない。
3.プロジェクトを開始しない
一部の長期間関係が良好なところはこのパターンが多い。プロジェクトさえなければ追い詰められる議題がそもそも存在しないので基本的に両者はただの飲み仲間のような良好な関係を維持できる。
4.プロジェクトから抜ける
一時的に周りの信頼を失ったりするが、デスマーチで心身ともにやられる前にこの方法を取る決断が必要なこともある。契約解除にともなう違約金は痛いかもしれないが、命あっての物種である。
上記のいずれかの選択肢を実行できれば、プロジェクトがデスマーチになるリスクを減らすことができるといえるだろう。しかしさらに絶望的な話が愛情曲線だ。プロジェクトは基本的に成人するまで続く。二人で20年ということは
20x12x2 = 480 人月
という二人でやるにはかなり困難であることがひと目でわかる工数になる。ある程度は外注したりすることもできるが、それでも中心メンバーとして、かなりの負荷を強いられる。それでもプロジェクトが成功するならと歯をくいしばって頑張る人も多いだろう。
しかし、その道はかなり険しいものと言わざるをえない。
下記のサイトを見てみるとわかるが、子供を産むと夫への愛情は仕事や趣味と同じレベルに下がり、その後十数年を経て元に戻っていく。怖いのは分岐したもう一方の線でずっとなだらかな下降線を描いてる。最初を間違えばずっと愛情は低下しつづけ定年離婚コースに進んでるぽいのが怖い…。そんなことは無いと言いたいところだけど、周囲の例を見る限り間違いとも言い切れず…。
www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp
以上を踏まえて、パートナーがいる人、これからプロジェクトを始めようとする人は細心の注意と最高の努力をもって準備してほしい。既にデスマーチの方は…お疲れさまです。お体大事にしてください。m(_ _)m
最後に、今回ギークオフィスのイベントで紹介された二冊の本を紹介しておく。前者は男性が読むべき本、後者は女性が読むべき本なのでプロジェクトをはじめる気がある人はPMBOKの本と共にプレゼントするといいかもしれない。
キレる女懲りない男―男と女の脳科学 (ちくま新書) 新書 – 2012/12
カツ婚! 愛で勝つ!篇 (ワイドKC Kiss) コミック – 2013/11/13
チェンマイのMakerClubにいってきた
最近、海外にいくと現地のHackerSpaceを探して見学に行ってる。今までだと、台湾、シンガポール、マレーシアのジョホールバル。東京にもある。今回はチームラボの高須さんの記事を見てチェンマイのMakerClubに行ってきた。
当日は、チェンマイのビックカメラ的な電気屋ビルPantipPlazaに見に行ってそのままいったんだけど、大したことないかと思って歩いて行ったら結構かかってしまった。
場所はGoogleMapで検索したらでてくるので、そちらで見てもらうとして。
内部はこんな感じ。4階建てのビルの2階を利用して7人程度がいろんなものを開発していた。電子工作主体で、気さくにいろいろ案内してもらった。英語の勉強にもなるからいいらしい。ポジティブ。
ビルのオーナーがスポンサーしてるとかで、家賃は無料みたい。その代わりにルールを一つだけ決めていてそれが
「情報をシェアすること」
らしい。いろんなものを開発しているけど、それらの情報をシェアすることで更に発展するのを目指してるらしい。その情報はWebでも公開されている。
部屋の中に一番多かったのがドローン。残骸とかも含めて20台くらいあったんじゃないだろうか。WiFiモジュールを付けてスマホで操作できるようにしてるとのこと。パーツは作れるものはほぼ全て3Dプリンターなどを使って作っていて、電子パーツなどはネットで購入するとのこと。
最初はコントローラーも作ってたけど、金もかかるしだいたいみんなスマホもってるあからコントローラーはアプリにしたらしい。
※棚の脇にスイッチがみえるが、これもハックして室内の電気系統を世界中どこからでも操作できるようにしてるらしい。
メンバーは8名くらいいたkど、いくつかのプロジェクトが進んでいて、休みにもかかわらず精力的に活動していた。
WiFI経由でドローンを操作するためのコントローラー。
右上のPCの横にある2輪のラジコン。バランスセンサーを使って、立って走る。
野菜の自動栽培の研究中。
自作の電動自動車。紙に穴をあけるパンチ、ドアの蝶番、事務用の椅子などを組み合わせて作られてた。バッテリーだけで1時間くらい走行できるらしい。のせてもらったけど、結構快適に走れておもしろかった。
以上のような感じで、すっかりテンションをあげられて帰ってきた。ギークハウス神田秋葉原跡地にHackerSpaceを作ろうと思ってるけど、ここに負けないように盛り上げたいところ。ソフトも楽しいけど、ハードもいい。
※最後に。相手は英語が堪能だが、自分は堪能ではないので、あまり記事の正確性に関しては期待しないように。自分で行ってみてください(^^;
ときさば流ギークハウスの作り方
※ギークハウス新宿のリビング
ギークハウスは基本的にはオープンソース的なものなので、やりたい人が好きにやればいいので、自分はどういう基準で作ってるかってことで。
目的:なるべくいろんな価値観を持った人が集まれるように。ただし人に迷惑はかけない方向で。しかし他人の価値観も受け入れる方向であってほしい。
物件:広いリビングが必須。6畳とか8畳くらいのリビングはワンルームの部屋でも作れるけど12畳以上になると、ワンルームで借りるにはなかなか難しくなってくるので特別感がでてくるし、一人暮らしの狭い部屋のような閉塞感がないのでメリットに感じられる。
部屋:3LDK以上。基本はLDKにみんなが集まれるように前述のとおりの広めのリビング。
二部屋はドミトリー。ドミトリーを作るのはリビングに人を集めるため。個室だと、リビングに行く必要がないし、個室のみのシェアハウスでリビングに行くとかまって欲しい感じがしたりするので。ドミトリーしかなければ何かをするときは必然的にリビングにいくので、交流しやすい。けど個室のギークハウスを作ると基本的にすぐ埋まるっぽいので商売的に考えるなら個室のほうがいいみたい。楽しさならドミトリー。ドミトリーはいびきやら、生活時間のズレとか他人への気遣いとかでしばしば問題が起こる。個室はブラックボックスになりがちなので、問題があってもきづけないところが少し怖い。あと、個室は空きが出ると家賃に与えるダメージがでかいのもデメリットかな。
個人的にはリビングを二部屋以上できれば8人以上にするのがいい。5人以下の集団で、もめごとが起こると気まずい雰囲気が続くけど、8人いればどこかで揉め事起こっても他の人と交流できて修復できる。1:7になる場合は修復難しそうだけど、そこまで極端に割れるときは1になった人がかなり問題なので、仕方ないかなと。100%なんてどうやっても無理だし。
一部屋はモクモク部屋。作業に集中したいときもあるからそのときはモクモク部屋にこもる。もくもく部屋は黙々と作業する部屋の意味。作業部屋。
上記のものを準備した上で部屋があまるなら個室作ってもいいと思う。4LDK以上の物件なので、都内にはそもそもあまり存在しない。
※ギークハウス新宿のドミトリー
駐車場:都内だとみんな自転車持ちたがるので自転車がおけるほうがいい。ただ、都内は自転車すらおけない物件が結構多い。
ご近所:基本的には住んでみないとわからない。23時以降は静かにするとかルール作っても、酒が入ったりすると制御難しいので寛容な人が近所だといいんだけど。前回住んでた人がご近所トラブルなかったか確認くらいするといいかも。
アクセス:駅から10分以内がいい。これより離れると遊びに行くのがダルい。
トイレ:2つ以上ほしい。
風呂:2つ以上欲しいけど日本はめったにそういう家が存在しない。
物件:高級物件はやめといたほうがいい。いろいろメンテに金かかるし、シェアハウスだとどうしても利用が下手な人が存在するので。
不動産屋:基本的にシェアハウスは嫌がられるので根気よく多数回るしかない。ネットでもさがせるけどいい物件はネットにでないので結局自分で探すしかない。DQN系不動産屋はすぐ嘘ついて借りることを勧めてくるが、奴らは仲介手数料さえとればあとはドロンなので無視したほうがいい。若い従業員が多いキラキラ系みたいなところは話聞くのもやめといたほうがいい。
ルール:あまり明文化したルールを作ると、ルール厨が発生して、住みづらくなるので、基本的には堅いルールは極力減らす方向で。ルールに管理された生活はあまりしたくない。あと、ルールの抜け穴をうまく利用されてめんどくさいのもある。
※ギークハウス新宿のリビングの本棚
利益:基本的にはあまり儲からないと思う。あと管理人として自分が常駐できないならやらないほうがいいかも。人任せの管理が難しい。自分が出入りする気がない場所は他人も出入りしたくないし。
家賃:周辺の相場よりちょい高い目くらいがいいと思ってる。近所の6畳部屋のワンルームと同じくらいの価格がドミトリーで適切価格かなと。共有スペースを広めにとるとそれくらいの価格にしないと赤字になる。あまり儲かるようならいろんな設備を充実させるといいかと。まぁ基本的には儲からないと思うけど。
近所付き合い:してるところもあるけど、うちはしてない。やり方もよく分かってない。近隣ギークハウスとの付き合いはあったほうが楽しいので、遊びに行ったりするといい。近隣じゃなくてもつながってたほうが楽しいし。Facebookにグループがあるのでそこでつながったりしてる。
設備:ガス乾燥機があると30分くらいで乾くのでいい感じ。ガス栓は湯沸し器のところとかに増設してもらうと工事費安い。乾燥機付き洗濯機とか、電気の乾燥機は感想までの時間が長すぎてオススメしない(2016/08/25追記)
イベント:のみくいでも、勉強会でも、旅行でも適当にやるといいと思う。イベントやらないと中の雰囲気が外にわからないので住民が集まりにくいと思ってる。オープンイベントをたくさんやってるとリア充だと揶揄されることがある。
とりあえず、ぱっと思いつくのはこれくらい。質問とかあれば適当に @tokisaba 宛とかにどうぞ。
追記:複数軒やってるけど2軒くらいまでにしといたほうがいいかも。目が届かなくなるので誰得な状態になる気がする。1軒あたりを大きくしていくほうが基本的にはよさげ。
追記2:ペットがいるといいです。ペット物件になると敷金が1ヶ月増しとかになるのでシェアハウスみたいなでかい物件だと結構な金額になりますが。
ただペットはアレルギーの人がこれなくなるので、すさまじいメリットはあるけど、若干のデメリットがあると言える。世話デキる人がいないとストレスためちゃうけど。※ギークハウス新宿2のモカ様
Facebookのメッセージフィルタリング機能に注意…
Facebookのバグにやられた…orz
メッセージ送ってるはず…と1週間くらい前に言われ、確認するも来てなかったのでまだかなと思っていたが、こちらから確認メッセージ送ろうとして開いたら来てた…orz
何度も確認したし「メッセージ・リクエスト」も来てなかったし、「未読」にもでないし「フィルタ済み」はずっと読み込みで何もでないし…(4)ってついてるけど…メッセージ・リクエストの数と前は同じだったのに変わってる…。
こんな感じ。で、見る方法ないかと思ってググってみたら
こんなサイトでてきたので見てみたらアプリでみれるぽい…がスクショ通りのページにいっても表示無し。バージョン違いかと思ってみてみたけど最新版だった。
その後何やっても出ないのでアプリ再インストールでもしてみようかと思いついた時に一旦アプリを再起動してみようと、強制終了させて表示したら
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。
12月から4件のメッセージが溜まってる。とりあえず承認にしたらブラウザでも表示できた。フィルタ済みのところはあいかわらず読込中のまま何もでないけど。
140字で伝えるの難しかったのでブログにしてみた。皆様ご注意を。
※環境
Macbook ProでChromeとsafari , iPhone6s は公式アプリで試した。
ギークハウス岩手三陸大船渡をつくった話
ギークハウス岩手三陸大船渡が10月からオープンしてる。地域おこしの一環として大船渡市と地元企業がやるところに協力を求められて面白そうだし是非やりましょうってことで何も考えずにOKだしたのが数カ月前。
大船渡市は、311の震災で被災し津波でいろんなものが流されてしまった場所。今もあちこちに爪あとが残るが、徐々に回復に向かってる。津波で流されてしまったせいで建物は新築が多く、そこかしこで工事をしてるものの街の印象はキレイな感じ。
そこにギークハウスを作るということで、とりあえず気になったのが2点。
・高速回線はあるのか?
・家はあるのか?
前者は問題なし。光が来ていて開通後に図ったところほぼ限界レベルのスピードが出ている。ついでに、ぷららの格安SIMを使っているので図ってみたら最高で3Mbpsのところ3Mbpsのスピードが100%でるという驚愕の結果がでた。新宿ではかると調子のいい時で1Mbps程度。ネット使う人が少ないところってすごい。
次の問題。家があるのか。家はない。津波で流されたので、新築はどんどんできてるけど、物理的に余ってる家などない状態。新しい家ができたら仮設住宅にまだ残っている方がすぐに入っていって空いてる家がない状態。どうするか?ってことで決まったのが、空いてる仮設住宅に入ってしまうというあまり例が無いことが実現してしまった。許可してくれた大船渡市と受け入れてくれた仮設住宅の方に感謝。
仮設住宅ってことで現地の人は「それでもよければ…」という状態だったんだけど、こっちからすると被災してないのに仮設住宅に入る機会なんてほぼ無いし、これはよい機会だと思ったので即決。仮設住宅にギークハウスを作ることになった。
部屋を見せてもらったら、キッチンは二口でコンロあるし、大きいのは3LDK、小さいのは1LDK、風呂はユニットバスだけど追い焚きもついてるし、トイレは別。窓は二重で断熱性もいいし、エアコンもついてる。そしてネットは光が引けるってことで、これ以上求めるものは特にない状態。
新しくてキレイだし、ただ冬が寒いかもねってことだったので、とりあえずそれをなんとかしようと、最近ギークハウス新宿とかでやってる簡易コタツ(ビールケースの上に板を置くだけ。片付けるのも楽だし、大人数で机が必要になったら出せる)に布を被せれば大きいコタツできるんじゃね?ってことでやろうとしたら、どうせなら掘りごたつにしようってことで、ホームセンターで発泡スチロールの箱を買ってきて、その上に元からあった畳(安いものらしく軽いのが幸いした)を敷いて真ん中に机をおいて完成。冬は下のテーブルに布団かぶせようとしてたら、寿限無亭のスーパーギーク佐藤さんがコタツ机を作ってくれたので、それに変更していつでも麻雀ができる状態になった。
とりあえずギークハウスとして使っていい仮設の部屋を3軒ほど割り当ててもらったので、そのうちの1軒をリビングとして使うことにして、ネットをひいて使いたかったらそこに集まる形。残りの家は寝るだけ。たくさん寝れるので、何人きても大丈夫な感じ。
仮設はだいぶ空きが増えてきたようで、家族とかで住みたい人いたら1軒まるまる貸したりできるので興味ある人はご相談ください。
サンマ漁船が帰ってきたところ
大船渡は港があって大船渡市魚市場がある。市場の中では食堂があって、米、つけもの、味噌汁、サラダが無料という他に何を頼まなくてもよさそうな振る舞いっぷり(何か頼まないとダメだけど)。魚市場自体も震災後に完成したのでかなりキレイ。
買い物は車がないと不便だけど、大船渡では斜め上の便利さをいくサービスがあった。AEONの移動販売車が定期的にやってくる。(この写真の奥のトラックもソレ)イオンにいかなくてもイオンからやってくるのはかなり便利。仮設住宅にはお年寄りも多いせいかこんなサービスがあるらしい。
田舎…といっても市だしそこそこなんでもあるんだけど、自然はやっぱり豊かで、徒歩圏内で海釣りもできるし、ちょっと山に入れば鹿もでる。たまに熊もでるらしい。鹿は毎晩ほぼ必ず見られるので、鹿ウォッチングしたい人は22時すぎてからくらいで山に車でいくと10回くらい遭遇できる。鹿も車に慣れてるようで逃げようともしないので、ナイトサファリを楽しみたい人はいいかも。鹿の他にはタヌキとかイタチ?とか。熊はまだ見たこと無い。
ギークハウスがあるのは三陸町越喜来(おきらい)というところ。住民募集中(家賃は1万円光熱費5,000円)で、短期滞在も歓迎(一泊1,000円)なのでよかったら是非どうぞ。
伝えたいことはまだあるんだけど、長くなってきたので、今回はこれくらいで。次回は瓦礫で↓のものを作った和一良さんとか、自分でなんでも作るスーパーギーク佐藤さんの話とか書きたい。